ド田舎生まれ、ド田舎育ちの私も
大学進学と同時に憧れの地「東京」に上京しました。
(そのまま現在も都会に在住)
今回は、過去に私が漫画ブログで描いたネタを元に
「都会と田舎のギャップ」を紹介したいと思います。
私はこのイラストのような格好で登下校していたのですが、
今思うとかなりダサい!!!
ずいぶんとおしゃれな格好をしていますよね〜
都会と田舎ではかなりギャップがあります。
都内や都内近郊は、平日の通勤時間や週末など、
交通渋滞が当たり前のようにそこかしこであります。
交通渋滞が当たり前のようにそこかしこであります。
しかし、田舎は渋滞なんて無縁。
基本道路は、一人で独走状態。
田舎は完全なる車社会といえど、
絶対的な人口が少ないので交通量も少ないのです。
だから我が村でも信号が一箇所にしかありませんでした(笑)。
しかも信号待ちも、自分の車しか待っていない状態という・・・
3.人口密集具合

イラスト:第87話「渋谷スクランブル交差点」より
都会に上京して驚いたことは
度肝の抜く人の多さです。
他人とのパーソナルスペースも近い!
渋谷スクランブル交差点、
一回の青信号で多い時には3,000人が通行すると言われています。
余裕で、私の出身の村の人口を超えてます(笑)。
お宅訪問時、 客人はチャイムもしくは声をかけて
玄関の外で待機するのが普通でしょう。
玄関の外で待機するのが普通でしょう。
しかし、田舎では玄関のドアを開けて呼び出すスタイルです。
場合によっては玄関の中まで入って行くこともあります。
慣れない人からするとびっくりするかもしれませんが、これが普通でした。
知らずにやってしまうと不法侵入になってしまう恐れもありますが、
同じ村。みんな顔見知り。
信頼関係の上で成り立っている文化なのでしょうね。
都会での、朝のラッシュ時のエスカレーターは大混雑!
東京ではエスカレーターの左側に寄り、
歩く人用に右側を空けるという暗黙のルールのようなものがあります。
一方、田舎では基本エスカレーターは真ん中に乗り、歩くこともほぼありません。
ちなみに我が村にはエスカレーターがある施設なんてないので
近隣の市のショッピングモールの話ですが(笑)。
都会は道路標識の「一方通行」が多いです。
細い裏路地に入る時、よく確認しないと
そこら中、一通の看板だらけです。
狭い道路で、車同士が鉢合えば大変ですからね。

しかし、田舎はどんなに狭い道でも
一方通行ではありません。
ごくごくたまに、狭い道で車同士が鉢合いますが
その時は、どちらかが拓けた場所までバックしなければならないので
巧みな運転技術が必要です。
都会は、駐車場料金がびっくりするぐらい高いですねーーー!!!
商業施設でも5千円以上買い物をすると2時間無料など、
買い物をしないと駐車場料金を取られてしまいます。
田舎育ちの私にとったら、駐車場代で数千円も払うなんて
考えたことなかったなぁ〜
都会にはビルや商業施設など高い建物がたくさんあります。
都会の夜景も綺麗ですが、空気が澄んだ昼間のビル群の景色もとても綺麗です。
一方田舎は、高い建物なんてありません。
うちの地元で唯一高い建物といえば「カントリーエレベーター」くらいです。
※カントリーエレベーターとは穀物の貯蔵施設のことです。
高い建物がない分、田舎では空がとても広く感じます。
都会に上京して一番最初に驚いたことは
電車の車両の長さと、本数の多さです。
今でも鮮明に覚えてるのは、
山手線の渋谷駅で、最後尾の車両から降りた時、
改札に向かってホームを歩いていたら
もう次の電車が来たという衝撃!
電車と電車の時間間隔が短いし、
車両も長いので、乗車車両をミスると改札まで結構歩くことになります。
一方田舎は、一両編成の列車(多くても二〜三両かな?)
しかも電車ではなく、汽車が主流です。
ちなみに私の地元は電車はもちろん
汽車も通ってなかったので
公共の乗り物はバスだけでした。
10.移動手段

イラスト:第149話「籠の鳥」より
都会は交通機関が発達しているので
一人でも公共の乗り物を乗り継げばどこにでも遊びにいけます。
しかし、田舎は公共の交通機関が発達していないので
車の免許を持っていないと
自分一人ではどこにも行けない・・・

「籠の鳥」状態になってしまいます。
ストリートビューって便利で、面白いですよね〜
自分の家や自分の地元だったり、
ゆかりのある場所や観光地などを、ついつい見に行ってしまいます。
しかし!田舎はGoogleストリートビュー非対応な場所が多いです。
私の地元も、当初は非対応でしたが
近年久々に見てみたら対応になっていました!(喜)
しかし、少し農道や山道に入ると、非対応になってしまうので
メインストリートのみですが・・・
神奈川県在住の私ですが、
交通機関が発達しているので簡単に隣県にいけます。
例えるなら、渋谷・新宿へは20〜30分で行けます。
ディズニーランドへは1時間くらいで行くことができます。
時間も交通費もそんなにかからないので、
県境などを気にせずに、割とフットワーク軽く
どこにでも行けてしまいます。
一方、田舎は
車が運転できないと、自分一人ではどこにも行けません。
公共の乗り物も運行本数が少ないし、
田舎から街に出るのは交通費もかかります。
田舎から街に出るのは交通費もかかります。
そもそも駅やバス停まで行くのに手段がなかったりするので
そこへの行き方も案じなければならない。
だから、都会のようにフットワーク軽く隣県へは行けません。
(県境在住の方は気軽に行けると思いますが)
コンビニ同様、都会は自動販売機が乱立しています。
一方、田舎は自動販売機でジュースを買うのにも車移動。
事前にスーパーでまとめ買いしておいた方が良いレベルです。
都会では日常的に救急車が通ったり、
サイレンが鳴っているので、珍しい光景ではないのですが
田舎で救急車のサイレンが鳴ると大事に!!
特に自分の地区に救急車が停まったとなるとご近所中の噂になります。
子供の頃の私は、
救急車が通ることが珍しいので、サイレンが鳴る度に外に飛び出ていたものです。

今ではまったく無反応ですが・・・
都会の病院の待合室は
椅子が並べてあるだけだと思いますが、
田舎の診療所の待合室は、座敷エリアがあり
冬になると「コタツ」が設置されます。
なかなか哀愁ある光景です。
都会で花火をしようと場所を探しても、
公園・河原は、意外にも「花火禁止」の看板をよく見かけます。
しかし、田舎では特に場所を探さなくとも
花火をする場所はたくさんあります。
都会はサラリーマンが多く、
そこかしこでスーツを着ている人を見かけます。
一方田舎は、スーツを着て仕事をしている人をあまり見かけません。
農作業の格好、または制服を着用して仕事をしているので
ビジネスマンのようなビシッとスーツを着ている人は大体外部からの営業さんが多いです。
都会でもホタルが観れる場所があるということで
見物に行ってみたのですが、
エリアにパーテーションが引かれ
人も多く、順番待ちの列もあり、
ゆっくり風情を楽しみながらホタル鑑賞はなかなかしづらい環境でした。

イラスト:第82話「田舎村のホタル鑑賞」より
田舎在住の頃は、そんなこと気にせず
ホタル鑑賞できていたな〜
今思うと贅沢な空間でした。
都会に住んでいると、ヘビを気にすることなく日常生活を送れますが、
田舎は本当にヘビがよく出ます。
自分の家の前にもいるし、畑や草むらには必ずと言っていいほどいるし。
ほんと、私ヘビに好かれる匂いでも発してるんじゃない?
って思えるぐらい、よくヘビと遭遇していました。
(そんな経緯で、私は蛇嫌いになったのかもしれない)
都会は夜道も明るいです。
ど深夜でもない限り、住宅街でも結構人通りがあったりします。
繁華街なんてネオンで周りも明るいし、
遅い時間でも人がたくさんいるし、
いかにも「都会」っていう感じがします。

一方、田舎の夜の闇は「恐怖」でしかない。
月や星の光が遮断される、森林の中はまさに漆黒の闇。
人っ子一人歩いてはいないので
「肝試し」がいつでもできる環境です。
田舎の夜は、街灯もない場所が多いので、
懐中電灯も必須です。
都会は、近隣からの音や、車やバイクの音など
人口的な騒音で夜に目が覚めてしまうこともあります。

しかし、田舎の夜は人口的な騒音ではなく
虫や動物たちの声が鳴り響きます。
慣れない人はうるさく感じてしまうかもしれませんが、
私は、全然寝付けます。
雷は怖いですよね。
都会は、高い建物も多く
「自分のいる場所に雷が落ちるはずがない」
と、変に安心できるのですが、
田舎の雷はマジでど迫力です。
静まり返った田舎に鳴り響く雷の音は強烈で、
ドッカーンと大地を裂くようなけたたましい雷音は
何度聞いても慣れません。
さらに、周りに建物が少ないので、
自分の家に雷が落ちるんじゃないかという恐怖感もあります。
都会と田舎ではコンビニの乱立数が全然違います。
コンビニもない村育ちだった私は、
まともにコンビニに行ったのは高校生の頃かもしれません。
そんな私も、都会に上京してからコンビニの魅力に取り憑かれます。
24時間いつでも好きな時間に買い物ができる、
一人暮らしの強い味方のコンビニ。
一人暮らしの強い味方のコンビニ。
しかも、徒歩圏内に2・3軒のコンビニがあるのが当たり前。
自転車を使えばもっとたくさんのコンビニがあります。
この便利さは都会でしか味わえないものです。
都会では、スーパーやショッピングモールで買い物をするのが当たり前かもしれませんが
田舎は、スーパーが身近な距離にないため、
無人販売の野菜を購入したり、定期的に来る移動販売車で買い物をすることがあります。
野菜やお米に関しては、自宅で育てている家庭も多いのですが。
最後に
いかがでしたか?
ド田舎で生まれ育った、私が感じた都会と田舎のギャップを
過去記事を振り返りながら紹介しました。
まだまだ、都会と田舎のギャップネタはあるので
今後も記事にして行きたいと思います。
ありがとうございました。

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都会と田舎のギャップ

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