



アリ地獄の穴を棒でぐるぐる掘って遊んでいました。
ぐるぐる掘っていると、その巣の主人(マンガ4コマ目のような虫)が出てきます。
中から虫が出てきたらアタリの巣、虫がいなかったらハズレの巣。
そんなことを決めていました。
意外にも、アタリの巣は少なく、ハズレの巣が多かったです。
棒でぐるぐるする時、お決まりの歌をうたいながら掘っていた気がするのですが、
歌の内容は記憶の彼方に飛んで行ってしまっています。
なんだったっけ〜・・・
【 山口弁豆知識④ 】
「ね〜 何しちょるん?」
「アリ地獄掘っちょる」
標準語だと
「ね〜 何してるの?」
「アリ地獄掘ってる」
のような意味です。
山口弁では、マンガ1・2コマ目のように、語尾に「ちょる」をつけることがあります。
また、「〜ちょる」と同じ感じで、「〜とる」「〜よる」を使うこともあります。
「ね〜 何しとるん?」
「アリ地獄掘っとる」
「ね〜 何しよるん?」
「アリ地獄掘りよる」
こんな感じで、いろんな活用方法があるのですが、
「〜ちょる」「〜とる」「〜よる」の山口弁を調べていると、面白いことを発見しました。
例えば
①Sさんが家に来よる。
②Sさんが家に来ちょる。
①②の例文の違いは、ただ単に言葉の言い回しだけの違いではないのです。
①Sさんは家に向かって移動中である。(継続・進行形)
②Sさんはもう家に着いている。(完了・結果)
このように「よる」と「ちょる」の言い回しを変えただけで、以上のように意味が変わります。
※ちなみに「〜とる」は「〜ちょる」とほぼ一緒の意味です。
今まで、意識せずに使い分けていましたが、
山口弁を調べていると、改めて面白い発見に気づくことができました。

まだまだあるよ!山口県の方言、ご当地ネタ\(^O^)/
