



村民、街に出る① 〜ご近所とはいえ市民と村民は何かが違う〜
村民、街に出る② 〜入学後、田舎モンはぼっちになりやすい〜
村民、街に出る③ 〜今までいかに狭い世界で生きてきたか〜
街の学校生活はとにかく新鮮だったと同時に、
今までの自分の世界とのギャップに凹み
何かにつけ「村民思考」になってしまっていた私。
「村出身だから」コンプレックスは、
街に出るようになってさらに強く感じるようになりました。
友達を作りたくても、
周りを華やかに感じ、「市民の子」と「村民の自分」とは何かが違うと思い込み、
周りの空気に萎縮してしまい
自分から話しかける勇気もまったく出ませんでした。
私が市民だったら、クラスにも友達いただろうになぁ〜
私が市民だったら、人数が多い環境にも慣れっこなんだろうなぁ〜
そんな「たられば」的なことも考えていました。
元から街の学校に通っていた人たちには
理解しづらい独特な感情かもしれませんが、
とにかく私は、「村出身」ということをコンプレックスに感じるようになっていったのです。
そんなこんなでしばらく憂鬱な
ぼっち生活を送っていたのですが、
私を見兼ねた優しいクラスメイトの女子が話しかけてくれて、
それを機に少しずつ周りの子達とも話すことができるようになり
その後、ちょっとずつ高校生活が楽しくなっていきました。
つづく

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