



祖父母宅に泊まるときは、五右衛門風呂に入っていました。
子供には入りづらい仕様です。
釜の周りが熱くて触れない。
釜が深い上に、底が狭い。
子供の力では底板が沈められない。
よって大人と一緒に入るのですが、
とにかく底が狭かったので、子供の私は常につま先立ちでした。
私の記憶が正しければ、底板はまな板ほどの大きさしかなかった気がします。
まな板の上に2人で乗るって考えたらかなりの狭さですよね(笑)。
実家は五右衛門風呂ではなかったのですが、
薪をくべて湯を沸かしていました。
湯船は広くて深くなかったけど、結局は薪で湯を沸かしていたので、
底に底板的なものを引かないと、熱すぎてとてもじゃないけど入れませんでした。
薪で湯を沸かすのは手間がかかるし、湯加減調節も非常に難しいです。
母と兄と私の3人交代で、風呂を沸かしていました。
今のお風呂みたいに追い焚きが付いていたり、蛇口をひねればお湯が出たりと、湯加減調節は簡単ではありません。
火を絶やさないように、ぬるくなったら火力を上げたり、火の元に注意したり、、、
大変だったけど今思えば良い経験になったと思います。


まだまだあるよ!田舎っ子の日常\(^O^)/
